失敗しない!お部屋探しガイド STEP3
不動産会社訪問!物件見学!
住みたいお部屋の条件を整理できたらいよいよ不動産屋さんを訪ねましょう。
逆に住みたいエリアが決まっているなら地域密着型の不動産屋さんを訪ねてみるといいでしょう。
地元ならではの情報を持っていることが多く、大家さんとのつながりが強いことが多いため融通が利きやすいという利点があります。
いずれにしても不動産屋さんを訪ねる時は前もって予約をして行くようにしましょう。
不動産屋さんに問い合わせる時のポイント
不動産屋さんに理想のお部屋を紹介してもらえるお客になるには、自分がどんなお部屋に住みたいのか具体的なポイントをしっかり伝えることが大事。
エリア、間取り・広さ、設備、賃料が主なポイントになりますが、中でも優先順位を要領よく伝えることがコツです。
そのためには不動産屋さんを訪ねる前に具体的に自分がどんなお部屋に住みたいのかをまとめておくとスムーズです。
不動産屋さんも効率よく情報提供することができるので、第一印象アップにもつながるかもしれません。
不動産屋さんとの付き合い方
例えば、「畳の和室が欲しい」「築年数は新しい方がいい」「システムキッチンがあるお部屋がいい」等、自分の中の優先順位上位にある条件を先にきちんと伝えるようにしましょう。
意見は曖昧にせず、はっきりした態度を示すことで、真剣にお部屋探しをしているという印象を不動産屋さんに与えます。
さらに支払い能力があることや清潔な印象を与えることも大切です。
不動産屋さんは大家さんの入居審査もありますので、あなたのマナーや言葉遣い等から人柄を見ています。たかが世間話と思わずに、きちんと誠意を持って応じましょう。
不動産屋さんに「このお客様はしっかりした人だ」と感じてもらえれば、その後の対応も変わってくるかもしれません。
物件見学するときの注意点
まずは地図で周辺環境を把握します。
物件までの交通手段や駅からの距離も確認しましょう。
徒歩10分の距離でも途中に交差点や踏切があるだけで時間帯によっては余計に時間がかかるかもしれません。
車を利用する場合は、一方通行の道などをチェックした方がいいでしょう。
それらは物件情報には開示されない情報なので、自分で確かめる必要があります。
現地に足を運ぶ前に、一度インターネットの検索機能を活用して下調べをしておくと便利です。
周辺環境のチェックポイント
- スーパーやコンビニの有無
- 道路の明るさ
- 公共施設(病院・学校・公園)
- 銀行・郵便局
- 物件周り
- ゴミ捨て場
- 管理体制
- 防犯体制等
物件見学のチェックポイント
可能な限り、まずは一人で物件付近の街を見に行ってみましょう。
物件を見ることも大事ですが、物件の立地環境を一足先に把握することも重要です。
駅からの距離や生活のポイントとなる公共施設などを自分の目で見て確認しておけば、新生活の不安も軽減されるでしょう。
その物件があるエリアに詳しい人にアドバイスを求めてみてもいいかもしれません。
不動産屋さんや大家さんが同行する場合、確認するポイントをまとめておくと効率よく回ることができます。
内見のポイント
家具のレイアウト配置を想像しながら内見しましょう。
収納スペースもしっかりチェック。お部屋が広くなくても収納スペースが充実していればお部屋の狭さを感じにくくなることもあります。
日当たりの有無や天井の高さも要チェックです。収納スペース同様、お部屋が広く感じられるポイントになります。
また、昼間と夜間とでは印象が変わる地域もあります。
女性は特に夜間の道の照明や防犯体制なども含めて確認した方が安心です。
内見チェックポイント
- 家具配置(冷暖房・照明器具)
- 収納スペースの広さ・数
- テレビアンテナ線の位置
- 電話線の位置
- カーテンの長さ
- 洗濯機置き場の位置
- コンセントの場所と数
- 日当たり
- 天井の高さ
- シャワーの水圧
- 携帯電話の電波状況
- 防犯性
- 防音性
- 駐輪場・駐車場
- 管理等
下見見学にあると便利な持ち物
- 周辺地図
- 方位磁石
- メジャー
- ノート&ペン
- デジカメ等
成約を遅らせませんか??ただ、即決はあんまりですよね。
一度冷静になって客観的に見ることで、お部屋の新たな部分が見えてくることもあります。お気に入り機能を活用し、よく比較検討してみましょう。
また、不動産屋さんへの返答はできるだけ早目にするのが原則です。数日以内に返答するようにしましょう。
不動産屋さんを待たせることなく、断る時はその理由をはっきり伝えることで対応もスムーズになります。次のお部屋探しにつながるようにしてください。